2020年9月16日水曜日

「茶わん姫ものがたり」予告編 Vol.1





【お知らせ】

2020年は特別なプログラムを組むことになりました!

11月23日に「茶わん姫ものがたり」というアニメーション作品をyoutube等で

オンライン公開します。



10月から予告編などをアップしていきますので、お楽しみに!


2020年9月6日日曜日

フワフワねこと遊ぶ 

 アートにエールを!東京プロジェクトという企画に参加しました。

猫のずぼんぼを何匹飛ばせるのか?を実験しています。






<お知らせ>

墨田区のアートプロジェクト「すみゆめ」に参加し、ずぼんぼが登場する紙芝居アニメーション

作品をオンライン上で発表します。お楽しみに!!



2020年4月23日木曜日

アマビエずぼんぼチャレンジ!作ってみよう。遊んでみよう。



アマビエずぼんぼが飛んでいる様子を映像にしました。

ずぼんぼは江戸時代に生まれた紙製のおもちゃです。箱型の体に風を送り、ふわふわと浮きあがる姿を楽しみます。簡単にできるお家遊びなので、ぜひ作ってみてください。いい具合に浮き上がらせるには、お部屋の中の「角っこ」を探すのも重要です。昔は庶民の家の中にも屏風があり、枕元のすきま風を避けたり、間仕切りなどに使っていました。
屏風のかどにずぼんぼを置くと、丁度よい具合に浮き上がります。ずぼんぼの文献を探すと、たいていは屏風と一緒に描かれていますよ。

ほんとかな?と思ったら、すみだ北斎美術館のウェブサイト「北斎の生涯」を読んでみてくださいね。

次のタイトルは「ずぼんぼすみっこチャレンジ」も面白そうです。

2020年4月20日月曜日

アマビエずぼんぼ・制作裏話

今回はアマビエずぼんぼがが完成するまでのあれこれ、制作中のやりとりを紹介します。

アマビエずぼんぼは、望月印刷さんからの呼びかけで始まりました。すでにあるコンテンツを活かして「おうちでできること」を提案したい。普段はイベントの現場で使うずぼんぼシートをウェブに公開、楽しんでもらう場を設けませんか?ということで、2020年度の初イベントは実験的にオンライン上で始まりました。
アマビエブームの始まりは2月末、4月アップはちょっと遅いかも。と思ったものの、制作中にアマビエが厚生労働省によるコロナウィルスの感染拡大防止の啓発アイコンに採用され、色々なクリエーターもアマビエの塗り絵などを提供しているので、同じ流れに沿ってみることになりました。

すでにご存知の方も多いと思いますが、アマビエは夜に海から出てくる妖怪です。今回は、世界中の全ての人たちが闇に包まれたような時間を共にしながら、生きる希望を持ち、静かに過ごす。という状況をアマビエの髪の色で表現したく、「髪の毛はミステリアスなオーロラ色で」と書いたメモを送ったものの、翌日に届いたのは、陽気な感じのオレンジとキミドリに髪を染めたアマビエちゃんでした。どういう訳かデザイナーさんはドレッドヘアをイメージしたようです。

データを見てすぐ「オーロラヘアどころかプール用のバッグみたい…」と思いましたが、「髪のあたりがダークな色だと紙を切るときに見づらい。オーロラ色ではないけど、染色で明るくイメージチェンジ中のアマビエもでもいいし、丸顔はドレッドヘアと相性がいい。いちばん大事なのは希望の光だから、頭頂部の黄色の輪があればOK!」など、修正されたシートから改めてキャラクターを読み解き、レゲエミュージシャン風のアマビエちゃんお披露目となりました。

  顔の横にひらがなで書いてある「や〜まん!」は、レゲエミュージシャンなどがよく使う「調子はどうよ?」というカジュアルな挨拶言葉で、デザイナーさんがノリで加えました。


「止まん(この疫病が止まりますように)」、「病まん(こころもからだも病まずに過ごせますように)」といった意味があるの??と聞いたところ、深い意味はないよ。とのこと。

アマビエちゃんからの挨拶かもしれないし、作りながら、遊びながら「Yah man!」って声に出してみるのも面白そうです。

ヤーマン!みんな元気でね。

2020年4月17日金曜日

アマビエずぼんぼ チャレンジ! プリントアウトしてね。




2020新作・アマビエずぼんぼ


コロナウィルス感染拡大が収束するまでの間、おうちでもずぼんぼ遊びができるように、アマビエちゃんをアレンジしたずぼんぼシートを制作しました。今回はときどきイベント等で使用している三角型。なので少しだけ切る時間が短めです。
本日のブログで紹介している画像「2020新作・アマビエずぼんぼ」をクリックしてA4サイズでプリントアウト、もしくは望月印刷(株)のウェブサイトからダウンロードをしてください。

望月印刷株式会社「アマビエずぼんぼ チャレンジ」
https://www.ebis.co.jp/mochizuki/news/



サイズ:A4
※表示の画像を選択、プリントアウトも可能です。

【用意するもの】
・のり、はさみ、重り4つ(しじみの貝殻、ゼムクリップ、おはじきなど)、うちわ


【作り方】
・黒い線に沿ってパーツを切る。
・胴体を点線に沿って折り、「の」の部分にのりをつけて組み立てる。
・足の先端にしじみの貝殻(なければゼムクリップなど)を巻きつけて、胴体にくっつける。
・顔やしっぽもくっつけて、完成!

よくわからないよ!という方はyoutubeで紹介した動画(ずぼんぼプロジェクト)を見てくださいね。


【遊び方】
・お部屋のかどに置いて、うちわで風を送る。
・ふわっと飛ぶまで、あおぎ続ける。

どんなふうにあおげば高く飛べるんだろ?色々と試してみましょう!

次回は制作の裏話をお伝えします。



2020年4月10日金曜日

アマビエ妖怪のずぼんぼを制作しています。


外出自粛期間が当面続くので、ずぼんぼプロジェクトでは久しぶりに新作のずぼんぼを作ることになりました。画像はアマビエの顔の下絵です。頭に光の輪を載せて希望を表してみました。くちばしを正面から描くのは難しいので長い舌を加えています。胴体の色を赤色にしようか、塗り絵で色づけをしてもらうかデザイナーさんと相談をしています。昔のおもちゃには、色々な意味づけがあり、例えば赤い色を使って魔除け・疱瘡(天然痘)除けといった願掛けのような役割も果たていました。
自宅でプリントアウトできるようにA4サイズのpdfをアップします。完成までしばらくお待ちくださいね。

2020年3月25日水曜日

遊べる浮世絵いろいろ

お久しぶりです。
「おうちミュージアム」というウェブサイトを見つけました。

北海道博物館の呼びかけによって広がった取り組みで、コロナの影響で学校がお休みの間、自宅で楽しく学ぶためのアイディアを紹介する期間限定のプログラムで日本各地の博物館がオリジナルの教材や資料データなどを提供しています。


足立区郷土博物館では、浮世絵の1ジャンルである立版古(たてばんこ)などのおもちゃ絵を紹介しており、その中に、「きんぎょ ひごい ふな かめのこ 板形紙玩具絵(いたかたがみおもちゃえ)」という金魚や鯉の形に組み立てる浮世絵を見つけました。
以前制作したおさかなずぼんぼの先輩のようなかっこいい姿で、鼻筋がすっきり、お腹がぴたっと床につくのは、非常にうらやましい出来栄えです。

ずぼんぼ作りよりも時間がかかる立版古ですが、出来上がるまでのワクワク時間もたっぷり楽しめると思えば一石二鳥ですね。