2018年12月8日土曜日

2018年の干支、犬のずぼんぼについて

2018年もあとわずか、年賀状の準備を始めた方も多いと思います。

年が変わる前に今年の新キャラクター「藍犬(あいけん)」について説明しておきますね。
動物モチーフで何かを作るとき、私も含め日本人の多くがまず最初に12種類の動物・干支を思い浮かべるかと思います。
ご多分にもれず、藍犬も2018年の干支「いぬ」つながりで制作しました。

「藍犬」は英語でいうとIndigo dog. ずいぶん前に読んだ本に書かれていた「藍染めの壺やカメに動物が落っこちることがしばしば…」という話を参考にしています。
そもそも本当に起こることなのか?実際に藍染博物館さんにお聞きしたところ…
「猫なんかね、水面が平らだから見間違えて歩いちゃうんだよね。猫が落ちた後は、藍のしずくが散らばってるよ」と教えて頂きました。とはいえ、生きている動物の毛は油分が多いので染まりずらく、藍の色はすぐに落ちてしまうそうです。

そんな訳で、すみゆめ企画でご紹介した藍犬ずぼんぼは藍色に染まってしまったうっかり者という設定です。

黄色い屏風のイラスト、パンダの下が藍犬。

藍犬に限らず、新しいずぼんぼのシートを制作するときは、たいていキャラクター設定を行っています。例えば「茶色いトランクを足元に置き、バスを待っているカエル」、「ラメが好きな、ゴシックパンク系の犬張子ちゃん」など。
動物らしさを再現するというよりは、マンガやアニメーションのキャラクター設定に近い考え方で動物の顔や色・柄などを決めています。


2019年の干支、いのししは畑を荒らす害獣扱いという話題が多めなので、ちょうど良いイメージがなかなか決まりません。1年かけてゆっくり考えてみます。


【次回ワークショップのお知らせ】
12月28日(金) 湘南くじら館 フェアウェルパーティ (神奈川県藤沢市)
          17:00〜19:00(参加費:1500円)
    
        
1月6日(日)   ギャラクシティ(東京都足立区)
         10:00〜16:00(無料)

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